「家でV60を使っているけど、カフェで飲む味と全然違う」という声をよく聞きます。道具が同じでも、湯温・挽き目・注ぎ方のどれか一つがずれると、味が大きく変わります。BlendZoneで豆を買ってくださったお客さんに、よく聞かれる質問をまとめました。
湯温は何度がいいか ¶
浅煎りの豆には90〜93度、深煎りには85〜88度が目安です。温度が高いと成分が出やすくなりますが、高すぎると苦みや渋みも出ます。温度計がない場合は、沸騰したお湯を30秒ほど別の容器に移し替えると、だいたい90度前後になります。BlendZoneのエチオピア イルガチェフェ(浅煎り)には88〜90度を使っています。
挽き目の基準 ¶
V60には中挽きが基本です。グラニュー糖より少し粗い程度が目安です。細かすぎると過抽出になって苦みが強くなり、粗すぎると薄くなります。豆を買ったときに「V60で使います」と伝えていただければ、その場で挽いてお渡しすることもできます。ただし、挽いた豆は酸化が早いので、できれば豆のまま持ち帰って飲む直前に挽くことをおすすめします。
蒸らしと注ぎ方 ¶
最初に豆全体が湿る程度のお湯(豆の重さの約2倍)を注いで、30秒蒸らします。この蒸らしが大事で、豆からガスが出て成分が溶け出しやすくなります。焙煎したての豆はガスが多いので、蒸らし中に大きく膨らみます。蒸らし後は、中心から外側に向かって円を描くように注ぎます。一気に注がず、3〜4回に分けて注ぐと安定します。
抽出時間の目安 ¶
V60で1杯分(150〜180ml)を抽出する場合、蒸らしを含めて2分30秒〜3分が目安です。これより短いと薄く、長いと過抽出になりやすいです。時間がずれる場合は、挽き目を調整します。時間が短すぎる(薄い)なら細かく、長すぎる(苦い)なら粗くします。道具は同じでも、豆が変わるたびに少し調整が必要です。
BlendZoneでは豆を購入された方に、その豆に合った抽出条件をラベルに記載してお渡ししています。わからないことがあれば、スタッフに気軽に声をかけてください。